新築を建てるなら補助金の活用も考えてみては?
せっかく理想の新築戸建て住宅を建てるのであれば、補助金の活用を考えてみてはいかがでしょうか?今回はそんな補助金の中で、『子育てエコホーム支援事業』を紹介したいと思います。
1.子育てエコホーム支援事業の概要
2.補助金額
3.誰が申請するのか?
4.まとめ
1.子育てエコホーム支援事業の概要
1-1.どんな人が対象なの?
『子育て』エコホームと名前が示す通り『子育て世帯もしくは若者夫婦世帯』が取得する新築住宅や新築分譲住宅が対象となります。具体的に
・子育て世帯とは、18歳未満の子供がいるご家庭
・若者夫婦世帯とは、夫婦どちらかが39歳以下であること
以上どちらかの条件を満たせれば、第1条件はクリアーしています
1-2.どのような住宅が対象なの?
『エコホーム』とありますが、新築や分譲住宅を購入する場合、下記の条件と住宅性能が必須となります。
基礎工事より後の工事が2023年11月2日以降である『長期優良住宅』もしくは『ZEH住宅』です。
※契約日は関係ありません。
ちなみに 『長期優良住宅』と『ZEH住宅』をザックリと言いますと、
・長期優良住宅とは、取得した住宅を長く住むために、性能や維持管理計画を関係機関に認められた住宅のことをいいます。
・ZEH住宅(ゼッチ住宅)とは、ネット ゼロエネルギー ハウスの略語で、住宅の使うエネルギーと作ったエネルギーとを比べて、作ったエネルギーの方が少しでも多くなるように目指し、関係機関から認められた住宅のことをいいます。※太陽光必須です
2.補助金額
長期優良住宅 100万円(立地条件により50万円)
ZEH住宅 80万円(立地条件により40万円)
※立地条件により、補助金額が変わります。
立地条件とは
①市街化調整区域
②土砂災害警戒区域もしくは浸水想定区域
①と②両方満たす場所に家を建てる場合に補助金額が半分となります。
※複雑な内容を含むため、対象になるか必ず工務店さんに確認をお願いします
3.誰が手続きするの?
申請するのは、契約した工務店さんや住宅メーカーさんになります。
個人での申請は出来ませんので、工務店さんや住宅メーカーさんにお任せしましょう。
ちなみに、補助金額は工務店さんや住宅メーカーさんに入金されますので、
①契約金額からのマイナス
②現金で受け取り
どちらかを選択することになります。
4.まとめ
せっかく住宅を建てるなら補助金をもらいたいですが、デメリットもあります。それは『長期優良住宅』や『ZEH住宅』を建てる場合、通常の住宅を建てる場合と比べて、補助金を貰える仕様にグレードアップした場合、貰える補助金よりもグレードアップした金額の方が高くなるということです。
住宅の大きさや、元の住宅性能によっても変わってくると思いますが、300万円から500万円以上コストアップする場合もあるようです。
とは言え、良い住宅性能の家がお得に買えると思えば補助金取得も考えるべきですし、工務店さんによっては初めから『長期優良住宅』や『ZEH住宅』が標準仕様の場合もあります。
まずは工務店さんや住宅メーカーさんに相談してみてはいかがでしょうか?